中学受験・高校受験・大学受験・帰国子女を含む英語教育全般および
教材の出版とテスト会の運営、EQ育成などトータルサポートする田島教育グループ
2012.1.14
その「しこり」の発端は、小学校で当時担任をされていた先生が
通知表の評価欄に書かれた、ある一言でした。
良くも悪くも、その一言が、その後の私の人生航路に少なからぬ影響を与えてきたことはたしかです。
その一言とは
「少し神経質なところがある」というくだりでした。
そこを見咎めた父が、「男のくせに神経質なんて書かれやがって」
と酷く腹を立てたのです。
そして、「もう二度とこんなことを書かれてくるんじゃないぞ」
と言い渡されました。
当時の私には、何でそんなことを書かれたのか皆目見当がつきませんでした。
ただ、目指すべき方向は、おぼろげながら分かった気がしたのです。
幼稚園の頃から、泣きべそを掻いたというだけで、父には随分叩かれていました。
男は強くなければいけない。
簡単に泣かされてはいけない。
要は、物事に動じない事、くよくよしない事、気にしない事だ。
と結論つけたのでした。
売られたけんかは必ず買う。
先手必勝。
汚いとか言われようが、後先考えず、手段を選ばないでなにしろ優位に立つ。
勉強もスポーツも、田舎だったこともあると思いますが、かなり高い評価を得ていながら、
一方で暴力事件にも頻繁に顔を出す、何とも扱い辛い問題児になっていったのです。
それは、中学を卒業するまで続きました。
——————————————————————-
続きはまた来週。