中学受験・高校受験・大学受験・帰国子女を含む英語教育全般および
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2012.2.4
この小学生の頃の一件以来、私は人一倍 「心の状態」 にいつも強い関心を持ちながら生きてきました。
その中で、私の心は随分変わりました。
自分が望んだ強さを、かなり獲得したと思います。
と同時に、その過程で、 「変われない自分の心の姿」 をより鮮明にしてきたと思います。
私が最初に伝えたいのは、くどいようですが、変えようのない心の存在です。
その大前提をしっかり受け入れておかないと、うまく心を鍛えられないからです。
持って生まれた気質や、生まれてすぐに獲得した気質の中身を探りながら、鍛え方を調整してゆくのが最も効果的だと思われるからです。
肉体を鍛えることに例えれば、どの筋肉から鍛えるのか。
どの順番で鍛えてゆくのか。
負荷は掛けてもよいのか。
よいとしたら、どの位の負荷を、どの位の頻度でかけるのか。
瞬発力、持久力、柔軟性、しなやかさ、・・・どんな強さを求めるのか。
発達段階もふまえた個性に配慮して、トレーニングメニューを考え、計画を立ててゆくはずです。
心を鍛えてゆく時も、 「鍛える元となる心」 に適した鍛え方が必要なのです。
なんだ、結局、心は鍛えられると言っても高が知れているのか。
そうではありません。
心の変化の可能性は、肉体よりもはるかに高いと思われます。
変化の範囲もはるかに、広く深いものがあると思います。
そこを分かっていただくために、しばらく、私自身の努力の軌跡をお話ししようと思います。
その後で、できるだけノウハウ的にまとめてみたいと思います。