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2012.9.9
暗示の効果はいかがですか。
きっとご自分の中にある楽観志向が強まったと感じられる方がほとんどだと思うのですが。
もし何の変化も全く感じられない、という方がおられたら、
唱える言葉をちょっと変えてみて、もう一週間試してみていただきたいと思います。
蛇足かもしれませんが、唱える言葉は、断定調です。
しかも、毎日、一日中、できるだけ回数多くお願いします。
何らかの手応えを感じた方は、そのまま継続して、楽観性の定着を目指しましょう。
コツは、常につぶやきに目を光らせ、徹底的に消極的・悲観的な言葉を排除し続ける事です。
そして、自分が最も鼓舞される言葉をつぶやき続けて下さい。
楽観性が定着し、いつもごく自然に、積極的な見方・考え方・感じ方ができ、
以前とは違う、様々な成果が身の回りに起きてくることに、しっかり気付いて下さい。
合わせて、子供たちにも、ご自分が獲得した方法を試させてみましょう。
参考までに、私が試して過去効果があった言葉を挙げておきましょう。
国語が苦手で大嫌いと言う子に、
「国語が大好き。国語は得意。」
算数がダメと言う子に、同様に、
「算数が大好き。算数は得意。」
健康に関しても、明らかに効果が認められたことがあります。
例えば「大丈夫。ゼンソクは消えた。」とか
「体がどんどん強くなる」とか。
ダメで元々です。
心当たりのある方は、何をおいても、まず試してみていただきたいと思います。
テストが近づくと、元気がなくなり、ふさぎ込んでしまったり、
テストになると、普段の力が発揮できないという子には
「テストは楽しい。大好きだ。」
なんていうのが効果がありました。
期間については千差万別ですが、数週間強制すれば、まず何らかの変化が認めらるはずです。
さらに、この暗示の効果を高める工夫をご紹介しましょう。
それは、暗示に動作を加えるという事です。
周囲の状況が許せば、「大丈夫、大丈夫、僕にはできる。」とつぶやきながら、
右手の握り拳を上下に振るとか、胸を軽く叩くとか
「俺は強くなる、強くなる。」とつぶやきながら両手で拳を作るとか。
こうした動作を習慣付けてゆくと、悲観的になりかけた時など、その動作を行うだけで、それをくい止めたりできるようになります。
これに関連して、いわゆる癖にも注意しましょう。
親しい人に、何か口癖がないかどうか聞いてみましょう。
自分でもまったく気づいていない口癖があるものです。
例えば「まいった、まいった。」とか「やってらんないよ」とか
「馬鹿ばっかりだよ」とか、よく言ってるよなんて言われるかもしれません。
ほとんどが否定的・消極的・悲観的なはずです。
それを止めなければなりません。
悲観的消極的なものを徹底的に排除するのですから。
同時に、動作の癖も探してみましょう。
すぐ額に手を当てるよ、とか頭の後ろの毛をつかむよ、とか言われるかもしれません。
ご自分でも点検してみましょう。
手や指に変なたこができていないかどうか。
指の爪に噛み痕がないかどうか。
もし何か異常なものに気づいたら、その行為が悲観的・消極的・否定的なつぶやきを伴っていないか思い出してみましょう。
もし伴っているのであれば、即刻その癖を止めましょう。
日記を書き始めたり、自己暗示を実行したりして楽観性を高め一人でも多くの人が積極志向を身に付け、
子供たちにも波及しつつあると願っています。
次回はさらに暗示の究極に迫ります。