中学受験・高校受験・大学受験・帰国子女を含む英語教育全般および
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2013.2.4
仮にお子さんの自立を、十三歳の誕生日に設定したとします。
その時、本人には、次のように伝えてあげるのが良いと思いますし、これまでも周囲の方々にお薦めして参りました。
男の子には父親。
女の子には母親もしくは両親で。
この組み合わせが理想とは思いますが、親子であれば問題ないと思いますし、親代わりの方が伝えることでも大丈夫です。
今日からお前は一人前だ。
だから、自分のこれからの人生を何に使うか、まず目標を立てよう。
別の言葉で言えば「志」ということになる。
一人前というからには、自分の事は自分で始末をつけていかなければならない。
しかし、急に何もかも好き勝手やっていいという事ではもちろんない。
権利と義務は表裏一体だ。
そこでこれから十年間は、お前を一人前として扱う事を前提にしながらも、経済的な事をはじめ、必要な援助は続けていくことにする。
特に前半の五年間は、社会のルールや仕組みなど、現実の世界で不可欠と思われる事項は、出来うる限り、漏れがないように教えてやるから安心しろ。
何しろ一番大事なのは、志だ。
どんなものでもいいから、考えをまとめてみなさい。
いくらでも相談にのってあげるよ。
この時、次に紹介しておきますが、こうした書物を読ませることもお奨めして
おきます。また、この機会に特にお父さん達に是非よんでいただきたい本が、
最後に挙げる「父親のための人間学」です。
この続きは次回で。