中学受験・高校受験・大学受験・帰国子女を含む英語教育全般および
教材の出版とテスト会の運営、EQ育成などトータルサポートする田島教育グループ
2013.4.15
例えば、「お父さん、生きるってどういうこと?」 「なんで毎日毎日勉強するの」
「受験しなくちゃいけないの」 「受験するとどんないいことがあるの」。
どう答えますか?
私は小・中学生の子供たちに、こう答えてきました。
「生きているっていうのは、何かができるってことなんだ。何かができるってのは
時間を持ってるってことなんだ。つまり何かに使える時間があるってことだ」
「だから、生きるってことは、何に時間を使うかっていうことで、毎日毎日勉強
するのも、受験の準備をするのも、それを選んでやっている訳だよ」
「じゃどうしてそれを選んだかだけど、みんなこれは忘れがちなんだが、まず選べる状況がある、って事だ。
極度に貧しかったり、健康でなかったり、騒乱の世の中だったりしたら、まず選ぶ事自体難しい。」
「状況が許されたとして、次には、誰でも楽しいと思える事や面白いと思える事を選ぶよね。」
「大事なのはその後なんだ。本当に楽しい事って友達と遊んだり、ゲームをやったりする事だけなのかどうか。」
「そうだね。勉強もすきな科目とかやってて楽しいことも多いよね。競争して計算したり、漢字を覚えたり、
文章問題を解いたりしてると、遊びとたいして変わらない時もある」
「困っている友達に手を貸したり、知らない人でも困っているのを助けたり、
そういう時間の使い方も、楽しいというか、何か充実感みたいなものがあるよね」
「それは、お母さんのお手伝いとか、お父さんに頼まれたお使いなんかする時も同じような喜びがあるよね。
特に、ありがとう、なんて言われると本当に幸せな気分になれたりする。」
次回に続きます。