中学受験・高校受験・大学受験・帰国子女を含む英語教育全般および
教材の出版とテスト会の運営、EQ育成などトータルサポートする田島教育グループ
2013.9.30
十万人当たり四百人。別の言い方をすると二百五十人に一人。
これは何の数字だと思いますか。
年間、世界平均での出産時の母親の死亡統計です。
因みに、日本では十万人当たり四、四人。つまり二万人に一人亡くなられているそうです。
もちろん、世界で最高水準の低い死亡率と言えます。
もっとも、分娩前後に救急救命センターに担ぎ込まれる割合は、約二百五十人に一人というデータもあります。
いずれにしましても、これだけ医学が発達したと言われる現在でさえ、
出産というのは、大きな危険と隣り合わせた出来事だと言えるでしょう。
人類自体の歴史は、およそ七百万年といわれているようですが、
その間、連綿としてこのリスクに挑み、それを乗り越えてきてくれたのが、
即ち、母親であり、世の女性たちだった訳です。
死亡するまでは行かずとも、何らかの後遺症やその他の様々な苦痛や犠牲を考えると、
母親たちの勇気には脱帽せざるを得ないのではないでしょうか。
だから、子供たちの誕生日のお祝いでは、同時に、
お母さんへの、産んでくれた感謝とその勇気を讃える言葉があってもいいのではないかと、
私は思うのですがいかがでしょうか。
実は、この母への感謝についてはおもしろいエピソードがありまして、それは次回お話し致します。