中学受験・高校受験・大学受験・帰国子女を含む英語教育全般および
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2013.10.25
「母への感謝」はその後、いろいろな場面で活用しました。
子供たちが変わろうとする切っ掛け作りには、とても威力のある存在です。
しかし、一回しか使えません。
同じ生徒に二回は通用しません。
ここでの感謝は、やはり、思想ではなく、情だと思われます。
自然の情なのだと思います。
「感謝すること」におおきな価値を見出したり、人や物や出来事や、身の回りのあらゆる存在に対して、
感謝の念を持つことをこころ掛けるという思想は充分、子供たちに伝えられると思います。
そういう見方・考え方を持てた時の、自らの情動の変化にも注意を向けさせてあげれば、
このこころ掛けがいかに有益か自ずと解ってくれるはずです。
思想というのは、ある意味、思考の枠組みを決定づける要素とも言えると思います。
ある一定の思考の仕方の習慣化を作り出すともいえるでしょう。
その一つに、この「感謝を心がける」ことを付け加える時に大変役立つ事があるので、それをお教えしましょう。
それは、毎日、最低一回、「両手を胸の前で合わせる」ことを習慣化させるという事です。
具体的にはどうすれば良いのか、次回説明いたします。