中学受験・高校受験・大学受験・帰国子女を含む英語教育全般および
教材の出版とテスト会の運営、EQ育成などトータルサポートする田島教育グループ
2013.11.30
前回は子供たちの周りの、人的環境についてお話ししました。
できるだけ選別できるところでは、選別しましょう。
選別できない場合でも、しっかりガードしてゆきましょう、と申しあげました。
したがって、様々なお習い事もしかりです。
評判が高く、実際にいかに才能豊かな先生でも、また教え方が上手な先生でも、
人格的に不安を感じたり、使う言葉に非社会的なものを感じたりしたら、本当に
我が子を預けてよいのかどうか熟考すべきだと思います。
一つの才能が開花しても、その他多くの才能の開花をみすみす鈍らせてしまうことにもなりかねないからです。
学習塾ならなおさらです。
学習塾の教師からの思想的な影響を決して馬鹿にしてはいけないと思います。
善くも悪くも、その影響力は大だと認識してかかるべきです。
大切なことは、この視点に関して無頓着にならないという事です。
常にアンテナを張っておくという事です。
それでも防げない時もあるでしょう。
それはそれで仕方のない事ですし、その子がどうしても通らなければならない思想確立の過程なのかもしれません。
あまり神経質にならず、経過を見守ることが重要でしょう。
そして、万一、これまでお話ししてきた、主体的であることや、可能性を認めいつも進歩発展に価値を見出すことや、
自主独立を目指してゆくこと等の、肯定的・積極的な思想の根幹部分を損ないそうな時は、敢然として介入し、
修正すべき点に関して直接指導すべきだと思います。
子供の反応を見極めながら、忍耐強く、但し一切の躊躇は無用です。
次回に続きます。