中学受験・高校受験・大学受験・帰国子女を含む英語教育全般および
教材の出版とテスト会の運営、EQ育成などトータルサポートする田島教育グループ
2013.9.10
前回・前々回を通して、子供たちに人生は自分のものである、という事をしっかり認識させてあげましょう、と申し上げてきました。
与えられた肉体はいうに及ばず、こころまで含めて自分のものであり、だからその扱いの全責任は自分にある、ということをです。
このことから、自分を成長させ、充実した人生を実現してゆくのは、正に自分自身である、ということに行き着くと思います。
「自己教育能力」という言葉がありますが、成人して社会人として活躍する場面で必要になるのは、
結局、いかに自分が自分を高めてゆくかということになると思われます。
そうした思想を確かなものにしてゆくには、宗教的もしくは哲学的な支えが必要になるかもしれませんが、
そして、ある種、求道者的な姿勢も要求されるような情況もあるかもしれませんが、
そうしたあらゆる場面で役立つと思われるのがEQであり、その開発の動機となるのが、
元に戻ってしまいますが、自分こそが自分の人生の所有者である、という事だと思います。
この価値観を伝えるには、少なくとも中学生以上で、ある程度、人生経験と呼べるような体験を経ていることが望まれるのですが、
私の経験から申し上げると高校生以上なら十分に可能ですし、親や指導者がこうした価値観を持って接していれば、
伝えたり教えたりという形態ぬきに、もっと早い時期から子供の中に醸成できると思われます。
次号に続きます。