中学受験・高校受験・大学受験・帰国子女を含む英語教育全般および
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2013.6.30
前回紹介した、自治能力は最低だが学業成績は抜群に良い、
などという例は私から言わせれば、宝の持ち腐れの何物でもないということになります。
今出ている結果は、ほとんどが遺伝的な優秀さで、本人のポテンシャルからみれば、最低レベルの成績だと思われます。
下手をすると、学年が進むにつれて、相対的な学業成績は低下傾向を示し、
それを本人が、自分の本来の能力だなどと誤解し、一気に自らの可能性を放棄しかねません。
全く持って、もったいないというしかありません。
ではどうしたらこのような事態を避け、子供たちが誰でも自分の持つポテンシャル以上の能力を発揮することができるのでしょうか。
それには、自治の意味とその重要性、そして自立の意味とその具体的中味をしっかり教える事だと思います。
これは万能薬とはいえませんが、時差のある効果も含めるとかなり有効な手段だと経験上思われます。
では具体的にどうこの自治の思想を吹き込んでゆくのか。
それにはまず、以前お話しした「生命とは何か」「生きるとはどうゆうことか」
という、「なんで勉強しなきゃいけないの」の質問について回る常套質問に答える所から始めましょう。
私が子供たちに語り、かなりの確率で、伝わったなと思える内容は概略以下のようなものです。
次号に続きます。