中学受験・高校受験・大学受験・帰国子女を含む英語教育全般および
教材の出版とテスト会の運営、EQ育成などトータルサポートする田島教育グループ
2013.7.5
生きているということは、何かが出来るということ。
別の言い方をすると、何かに使う時間があるということ。
つまり、自分が好きなように、自分の時間を使うことができる状態が、生きていることだともいえる。
だとすると、自分で何に時間を使うか決められなかったり、決めても実行できない時は、実は本当の意味で生きているとは言えないんじゃないか。
例えば、テレビのスイッチを入れる事はできても、切る自由がなかったり、ゲームを始める自由があるのに止める自由がなかったり。
朝六時に起きて勉強しようと思ったのに、目覚まし時計をセットするのを忘れて結局いつもの時間にお母さんに起こされたり。
つまり、生きていると言える最大の証は、「自分の事は自分で決められる。自分の事は自分で始末出来るということではないだろうか?」
この内容を機会がある毎に、繰り返し繰り返し教えてあげることが重要だ思われます。
一回言えば済む、というようなものではなく、少しずつ徐々に沁みこんでゆき、
やがて強固な思想として心の中に沈殿するようなイメージを持つことが重要だと思います。
また同じ事を言っている、等と言われたり、そう言いたいんだろうなと思われる表情や態度に出会っても、
意に介せず、子供たちの行動の変化に注意していて下さい。
必ず動きがあるはずです。
その時、そのタイミングを逃さず、
「お父さんの言っている事を理解してくれたようだな。嬉しいよ。お前をを誇りに思うよ」
などと一言でもいいですから、フォローしてあげて下さい。
次回に続きます。