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EQの開発⑤価値観・思想の強化-進歩・向上に価値を置く-7 EQ開発講座

2013.6.5

将来の自分、未来の自分にこそ期待し誇りを持つ。

小さくて頼りなくて、ダメな今の自分は仮の姿。

だから、今の自分に虚飾は必要ない。

必ずなりたい自分を手に入れるための努力を惜しまないし、必ず手に入れるから。

留まっている自分より、進歩向上することに価値を見出す。

進歩向上することこそ価値あるものだと気付く。

そう考えた時、足をひっぱる考えが浮かぶ。

(今更遅いさ。過去は変えられないし、これまで嘘で飾ってきた自分をどうすればいいんだ?今になって裸になる勇気なんてないよ。)

こうした嘆きに対する対処を前回お話ししました。

過去は変えられる、と。

この話をした時、必ず子供たちに私自身の経験談を話してきました。

それは、私は大学受験で浪人し、予備校に通っていたのですが、その予備校でたまたま受けた授業の事です。

当時その予備校には、英語は鈴木長十、伊藤和夫、数学は根岸・野村とあと誰だったか、なにしろ三Nと呼ばれる有名な先生方がいました。

そして古文は桑原先生という、大家がいらっしゃいました。

みな個性豊かで、実に納得ずくめの素晴らしい授業を展開される方々でした。

ですから授業はいつも超満員。

熱気ムンムン。

毎回の授業は、それぞれ一回こっきりの、ショーのような雰囲気さえありました。

次回に続きます。