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EQの開発⑥できるだけ多様な経験を積む-9- EQ開発講座

2014.1.25

EQを開発するためには、試練と呼べるような経験をする事が大切だと言えます。

その意味で、受験の機会というのはそれがどんな試験に対する挑戦であれ、試練という受け止め方さえ出来れば、EQを伸ばす絶好の機会になり得ます。

特に中学受験は最適な機会となり得ます。

何故最適なのか?

いくつか理由をあげましょう。

まず言えるのは、十歳前後以降は、科学的にも充分試練に耐え得るということです。

耐え得ると言うのは、受験準備を試練と認識でき、しかもそれをいかに克服してゆくか、思考し試みる能力が、

脳科学の面からも発達心理学の面からも、備わっていると考えられているということです。

幼稚園や小学校の受験では、主体的に試練などと認識できるのは非常に稀だと思われます。

また、高校受験や大学受験の年代では、思春期特有の様々な精神的な障害が存在し得るので、

セルフコントロール力の発達に寄与する経験・試練とは一概に言えないと思われるのです。

中学受験こそが、セルフコントロールを養う試練としては最適と言えると思うのです。