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EQの開発⑥出来るだけ多様な経験を積む-2- EQ開発講座

2013.12.20

EQとはそもそも「情動に関わる知能」と言われ、情動の中味をしっかり識別したり、内容を理解したり、内容を理解するというのは、

情動が生じた原因や切っ掛けや、またその強弱や今後の予測などで、

またそうした理解を前提に、情動を上手く活用したり、管理制御したりできる知能とされています。

こうした定義のようなものは、これまで何度となく触れてきましたので、今更という感もあるのですが、

この新しい体験を積んでゆく話には、この「EQとは」という視点がとても重要なので、再確認させていただいた次第です。

再確認という意味では、EQを二つの側面からその働きを捉える見方も押さえておく必要があるでしょう。

それは、EQを、所謂、「心内知能」と「対人関係知能」の二つに分けてその働きを解き明かす考え方です。

自分の情動の動きや内容に詳しくなり、自ら動機付けしたり、制御したり、入れ換えたりできる能力であったり、他人とコミュニケーションを取るのに必要になる、

他人の情動の中味やその移り変わりへの気付き、もちろんその気づきの中には発言内容は言うに及ばず、声の高低、強さや弱さの変化にはじまり、

表情の変化やあらゆるとも言える身体上の変化を捉える能力を指します。

こうした能力を、EQと総称する時、日々経験すること事はその開発に役に立つことは説明の必要はないでしょう。

次回に続きます。