中学受験・高校受験・大学受験・帰国子女を含む英語教育全般および
教材の出版とテスト会の運営、EQ育成などトータルサポートする田島教育グループ
2014.2.20
1998年頃だったと記憶していますが、EQ理論と出会い、それまで
自分の人生そのものの中や、子供たちを教えていた経験の中で
おぼろげながら見えていたものが鮮明になりました。
何が鮮明になったかと言いますと、情動の持つ恐ろしい程の大きな
パワーと、その活用の可能性です。
小さい頃から自身の情動の扱い方に辟易しており、心理学や宗教
や様々な思想をかじっていました。
その中である程度、情動はコントロールでき、それは根底にある
思想や価値観に大きく左右され得るところまでは判っていました。
同時に、遺伝的な気質の存在や、祖父母や親や兄弟を始めとする
近しい人間からの影響が色濃く反映する事実も認めざるを得ず、
半ば諦めるしかない部分もあると思っていた矢先だったと思います。
当時の私は大きな光明を感じました。
これで、これまで自分一人で勝手に築いてきた多くの仮説が裏付け
られるとも思いましたし、お手上げ状態のままにしてきていたところ
にも光が当たると確信したのです。
さらに、いわゆる学力は言うに及ばず、様々な能力の養成やその
発揮には、情動の活用が不可欠であり、子供によっては、そこに
焦点を当てた指導こそ、最善な場合があることを確信したのです。
EQ理論を学ぶことにより、それまで実践していたことの正しかった
ことの証明を得たり、もっと有効な方法に気付かされたりしました。
次号に続きます。