中学受験・高校受験・大学受験・帰国子女を含む英語教育全般および
教材の出版とテスト会の運営、EQ育成などトータルサポートする田島教育グループ
2014.2.10
EQを実際に開発してゆくためには、私自身の体験から、3方向
からのアプローチが、最も効果的であると考え、実践し、また
このEQ開発講座でも紹介してきました。
3方向とは
まず、現在明らかになっている、心理学や脳科学の基礎知識を
身に付けること。
次に、それと同時進行的に、そうした知識や情報を活かしてゆく
のに必要なエネルギーを生み出してくれる、価値観や思想を強化
してゆくことです。
そして最後に必要なものが、そうして獲得した能力を実際に活用
する経験を積むことです。
子供が生まれてから、小学生になるくらいまでは、本人に上記の
ような働きかけは個人差もありますが、なかなか困難だと思われ
ますので、どうしても保護者の側の問題と言えます。
保護者のみなさんご自身が、知識なり情報なり、また価値観・思想
を再点検なさって、子供たちに影響を与えたり、仕向けたりという
努力が必要になると思われます。
そして徐々に、本人の成長に合わせる形で毎日の言葉が中心になる
コミュニケーンの場で、教えてゆくことになるでしょう。
この過程で何より重要なのは、子供たちはこちらの想像以上に、情動
に対して無力感を感じている場合が多いという事にたいする認識です。
実際、情動は全く手に負えない代物だと思い込んでいる子供たちが
ほとんどなのです。
次に続きます。